レポートの悩みどころ

*** ネタがない・テキストがよくわかってない。

大学受験用の小論文の参考書(見本やネタが載っている)を見て考える。

教育心理学など難しいものは、図解系の本を読むと速い。

 

*** テンプレって多用して大丈夫?

同時期に2つ送ると採点者が同じだが、段落のつなぎや結論の形(言い回し)が同じでも全く問題なし。内容にのみコメントあり。むしろ読みやすい、というコメントもあった。

 

*** ちゃんと書けているか不安、添削してほしい。

書いていると、読む人にとって意味がわかるか、自分でわからなくなることがある。

時間があるなら1〜2日放置。ないなら家族に読んでもらうか、一通り書き上げたら音読する。

 

*** 語尾

「です、ます」か「だ、である」は好み。

 

*** 課題の答え方(結論)がよくわからない、頭に入ってこない

1、課題文の「どのように」、「なぜ」などの部分に着目。そこに自分の言葉を入るようにする。

 例:どのように授業を展開するか述べなさい→他者からの承認欲求が満たされる場となるように展開する。

 

2、〜しなさい、述べなさい、など最後の部分に着目。なんで?それって何?を繰り返す。

例:育成に対する指導の考えを述べなさい→考えってなんの?

「生きる力」の育成に対する指導の考え→生きる力って何? テキスト・ネットで「生きる力」調べる。

「変化の早い社会に対応する力」の育成に対する指導の考え→考える

 

3、パラフレ(言い換え)をする

例:現代の多様性のある社会→今の時代、いろいろな考え方や生き方がある。

詳しくはこちら

また、下記の本で抽象と具体について参照を。

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前! | 福嶋 隆史 |本 | 通販 | Amazon

 

*** そもそも日本語がおかしくなりやすい。つなぎ方がわからない。

まず、てにをは、が変な感じになりやすい人はWordなどワープロソフトで文法チェックを。

次に、文章が長くなりやすい人は主語(〜はの部分)と述語(〜だ、ですの部分)だけにする。見てみると、主語と述語の形・言い回しが合っていないことが多い。2つの文に分ける(ルール・テンプレ参照)か、語尾を合わせてそれを修正したら、その主語と述語の2語の文に加わっている余分な修飾部分をぬいていく。詳しくは修飾除外参照、または下記の本の1−4章を参考に。

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)